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​GRESIN[LG]とSP1GA3の話

先日、液体グリースの「GRESIN[LG]」とグリース添加剤の「SP1GA3」の両方あると
GRESIN[LG]の使いどころが無いと言う話をいただきました。

どちらの方が性能が良いのか?
性能面で言うと、「SP1GA3」の方が
粘度が硬いオイルなので
油膜保持性能が高いという位の性能差しかありません。

 

グリースとして使う分には性能に差が無いのです。

どちらもマルチに使っていただけます。

 

それじゃ、一体何が違うの?
という話になると思います。

なので、円陣家至高取扱店で普通に売られている
「GRESIN[LG]」と
弊社、円陣家至高アンテナショップであるレッドサービス専用の
「SP1GA3]
について、知っていただければと思います。

 

まずは、スタンダード商品のGRESIN[LG]
世界初の液体グリース
シリコンゴムに接する以外の部分全てに使用可能な万能グリースです。
一般的なグリースと異なるのは何年経っても固着(固形化)せず
長期に亘り性能の持続が得られる事です。
業界初のハケ塗りを可能とした液体グリースです。
通常グリースは塗布部分に半固形状で留まり、回転により発生する熱などで
液状になりながら潤滑を行います。
冷えると再び半固形状になり、これを繰り返し時間と共に劣化、固形化したり潤滑機能を停止します。
この基本となるグリースの潤滑作用がグリースが残っているにも関わらず機能が停止することを解明すれば
高性能なグリースとなることから開発されました。
そして満たされたグリースの最後の姿が液状になる事が判明、そんなグリースの至高の追求から生まれた
GRESIN[LG]液体グリースです。
グリースであってオイルのような潤滑が得られ、ベアリングに塗布するだけでグリースにある粘性抵抗はほぼ無くなり、
あたかもオイルで潤滑しているかのような滑らかな、
そしてフリクションロスが極限まで低減された回転(動き)を得ることが出来ます。
(社内資料より引用)

と、言う開発経緯がございました。


そんなGRESIN[LG]開発から10数年・・・

・・・

・・・

​・・・

弊社レッドサービスのテクニカルスタッフが
円陣家至高の油職人に
CAWというモデルガンメーカーの銃を見せに行ってしまったのが発端で
これを書いているレッドサービスの代表とテクニカルスタッフ、油職人の三人に
人生何度目かのトイガンブームが起きてしまった訳です。

各メーカーのコルトのシングルアクションアーミーを買いまくっていた油職人が
作動を確認していて、あまりに動きが渋いので
滑らかに動くオイルを作ろう!と言う流れになって出来上がったのが
「SP1GA3」の前身のオイルに当たります。
オイルだったので、非常に緩く、動きはとても滑らかになるのですが
時間が経つと垂れてきて、結構ベトベトになるのがネックでした。
なら、別の固形グリースに混ぜて、高性能なグリースを作り出せる
添加剤タイプの物にしようという、そんな流れで出来上がったのが
グリース添加剤の「SP1GA3」なのです。


金属同士の潤滑だけでなく
樹脂x樹脂や金属x樹脂の潤滑でも圧倒的な性能を発揮します。
ガスブローバックのスライドは、ヌルヌルと動くようになり
ハイパワー化した電動ガンのギアに使えば
過度な負荷が掛からなくなり、消耗を低減させる事ができます。

ラジコンとかミニ四駆なんかにも使えば効果は抜群です。

完全な趣味の世界から派生して生まれたのが
「SP1GA3」なのです。


そして、レッドサービスオリジナル商品なのは
同好の士であり師である、油職人からのご褒美だと思っております。

究極のチェーンメンテナンスキットの一翼も担っておりますが
チェーンだけでなく、できれば多くの用途に使っていただきたい。
そんな願いの込められた商品になっております。

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