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  • テクニカル担当

新型ABSO発売開始!

どうもテクニカル担当です。

本当に久しぶりにブログを更新しますね(汗


読まれているのか全く不明ではありますが・・・


表題の通りこの度やっと一年半ぶりにABSOが復活しました!パチパチパチ\(^o^)/

ツイッターの方で進捗をたまにリークしてたりはしましたが。

販売できる形としてはやっと情報公開出来ました。


以下本社の円陣家至高株式会社の発表↓

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サスペンションオイル販売のお知らせ


ユーザーの皆様におかれましては、日頃よりご愛顧頂きまして誠に有り難う御座います。


去年の3月に材料の入手が困難になり旧ABSOの廃盤という弊社としては苦渋の決断を余儀なくされました。

ABSOをご使用して頂いていたお客様には大変なご心配とご不便をお掛け致しました事をお詫び申し上げます。

弊社としても看板商品であり昔ミニバイクレースで一世を風靡したと言われていたABSOをこのまま終わらせたくないと言う思いで今日まで研究と試作を繰り返し、やっと納得の行くサスペンションオイルが出来上がりました。

通常の生産の合間を見つけながら自分やテスターの方々に試して貰いながら、作って交換してはまた改善しのトライ&エラーを幾度となく繰り返して、やっと販売できるレベルのオイルが作れる様になりました。


前の投稿を見返したら今年の春頃販売できると豪語していましたが、遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。


とは言えまだまだ理想のサスペンションオイルと言う訳ではなく旧製品ABSOシリーズを多少継承出来たかな?という感じで先代油職人と二代目油職人が思い描く理想のサスペンションオイルには届いてないのが現状です。

新しいABSOは今後、様々なお客様のバイクに使用され、ご意見などを伺いながらより進化し更にディープに深化させていきます。


さて、新しいサスペンションオイルの概要ですが、

旧ABSOの後継品と言う事でABSOの名前を冠しながら新しい製品と言う事で名前を変更しました。

新しい名前は「ABSO LYN-X]としました。

ABSOは旧来通りなのですが、LYN-Xは・・・山猫ですね。

山猫は1m以上もジャンプして見事に着地するまさに猫足というにふさわしい脚力と野生感。

それに「バイクの動きと人間の感性がリンクする」

「作り手の円陣家至高と使い手のお客様とがリンクする」

という考えを掛け合わせLYN-Xと言う名前に決めました。


価格の方は原材料の高騰で様々なコストが上がってしまい旧ABSOは税抜き5,800円でしたが、大変心苦しいのですが200円アップの

6,000円(税抜き)でお願い致します。

税込みだと6,600円です。


種類は3種類で[SOFT][MEDIUM][HARD]が有ります。

粘度ですが今回動粘度表記も加え

SOFT 5 45cSt/40℃ 主に倒立とBPFサスペンション向け

旧ABSO[REV]互換品

MEDIUM 10 58cSt/40℃ 主に正立・倒立サスペンション向け 旧ABSO[RR]互換品

HARD #15 86cSt/40℃ 主に正立サスで夏場のレース 重量物を積載したり二人乗りでのツーリングをする事が多い車両など

各粘度のオイルは混合して好みの粘度にしてご使用頂く事もできますが、混合する際はご自身のお好みでお願いします。

弊社としては車両ごとのデータや走行環境や重量などの細かいデータは有りませんので。

内容物はVHVI合成油と鉱物油それに弊社独自に配合しているサスペンションオイル用特殊添加剤です。


本日から、販売を開始致しますが、量販店や各大手ネットショップの方だと発注や出荷のタイミングで取り扱いが始まるのはしばらく先になってしまうと思います。

弊社のアンテナショップのLed-Serviceや代理店の円陣家至高油類商のネットショップは随時販売を開始致しますので、そちらもチェックしてみて下さい。


長らく発売できずに大変申し訳有りませんでした。

新しいABSOシリーズを宜しくお願い致します。


円陣家至高株式会社

代表取締役 二代目油職人

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と 言う事です。

今回は粘度は3種類 旧ABSOは倒立用REVと正立用RRとそのバリエーションRR-NINJA

後はリヤサス用RSですね・・・ 4種類やん!

今後100mlサイズのMINIが出てバリエーションモデルも展開予定?


テストで使った感じ旧ABSOより柔らかい感覚で、サスペンションがよく動いてくれている感じがします。奥でコシがあるので不安感は無いですが、旧ABSOや純正サスオイルからの変更だと柔らかすぎる印象を受けるかもしれませんね。

あと極低速だと路面の凹凸を感じますが、ある程度速度が乗ってくると路面の凹凸の衝撃をきちんと受け止めて緩衝してくれます。

かと言って全く振動しない訳では無く衝撃を抑えつつ腕や車体には路面状況やタイヤの接地感等は適度に伝えてくれる感じです。

ちゃんとサスペンションが動いて仕事します。

しなやかさとコシと接地感と安定性が良い感じにバランスされています。


試作のサスオイルで待ったく何も振動しないサスが出来上がって、

道路に速度を落とさせる為に意図的に作られたジャンプ台(凸凹)路面を加速して突っ込んでいっても何も感じない、車体が宙に浮いている様なサスオイルが出来たことが有りましたが、ある意味で理想形では有るけれどタイヤの接地感が感じられないので限界が分かりにくいから逆に危ないという事でお蔵入りになったオイルもありました。

サポートしている全日本ST600で戦っている長尾兄弟にも使ってもらったら

自分の限界でコーナーリングしてるのに車体とタイヤはまだ行けると言ってくる・・・

という限界ギリギリで戦っている人にしか分からない様な意見が有ったり。


そんな事で動きを良くさせ過ぎても逆にダメなんだなと感じました。

そんなこんなあって少しデチューンを施し接地感が出つつちゃんとサスペンションが動くように細かい調整を繰り返しやっと出来上がった訳です。


賛否はあるかもしれませんが自信をもってお届けできるサスペンションオイルです。

10月末まで発売記念で1000円引きでセールやってますのでABSOをお買い求めの際はこの機会に是非!

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